劇場版 呪術廻戦0 感想

劇場版 呪術廻戦0 感想

劇場版を観て1ヶ月、ようやく自分なりに観たときの感情を言語化出来るくらいに落ち着いたので、感想をまとめました
先んじてお伝えいたしますと改行後からゴリッゴリにネタバレを含みますので、まだ未視聴という方は今すぐホーム画面に戻って、最寄りの映画館でチケットを予約しましょう!




最高でしたね!!(クソデカ感情)(クソデカ声)(情報量ゼロ)

完全無欠な「愛と呪い 呪縛と救済の物語」だった

怨霊となった里香ちゃんの存在を持て余していた憂太くんが、呪術高専での真希さんや狗巻、パンダとの出会いを通して成長し、自分の居場所を守るために闘えるようになる姿を観ていたら、自然に彼を応援してる自分がいました

真希ちゃんや棘狗とのエピソードも、二人が彼を変えるに足る存在で、それは二人のバックグラウンド、生き方に裏打ちされているかこその説得力がある

生まれのハンデやその逆境を一切言い訳にせず闘うことを選ぶ真希さん、本当に心が強い人だなぁと思うし、狗巻も優しく、それを俯瞰して見守ることの出来るパンダの視野の広さよ

真希さんに嫉妬を爆発させる里香ちゃんも可愛いし、そんな里香ちゃんに対して釘を刺す場面での憂太くんの圧とメンヘラ捌きにゾクゾクしました
憂太くん、ヒモの才能ありそう(称賛)(失礼)

そして迎える夏油と憂太くんのラストバトル、マジで熱かった

個人的に戦いにおけるトラッシュトーク(煽りの応酬)がすごく好きなんで、憂太くんが自ら命を捧げることを里香ちゃんに告げて彼女が限界突破する場面での、夏油の「女誑しめ」っていう煽りも良いし、それに対して憂太くんが完璧なアンサーを返すところ、思わず心の中で「っしゃあ!!」と拳を天高く突き上げたよね




夏油との最終決戦、憂太くんと里香ちゃんのそれぞれの想いの発露に他ならず、二人の愛の完全証明だと思いました

今思えばあれは実質、二人の結婚式にして披露宴だったのでは.......🤔




そして最後に明かされる残酷な真実




でもそこからの流れがこの物語の真骨頂なんですよ

愛が呪縛となり彼女を縛ってしまった憂太くん

そんな彼を里香ちゃんが「この6年間ずっと楽しかったよ」と赦す、あの最後の場面の美しさたるや…

あぁ、思い出しても心が震える

これは乙骨くんが成長し赦され救済される物語です

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