「革良いは作れる」

「革良いは作れる」

梅雨入りを機に、身の回りの革製品の手入れをしました

ぼくの趣味の1つに「革製品集め」があります

革製品、重いわ雨に気をつけなきゃいけないわここ数年での価格の高騰があるわと欠点もあるのですが、I'm crazy......




about you.

ぼくは特に革ありきの革製品が好きで、「革がある→バッグにしよう」みたいなゴリゴリと革の用いられたものが好きです

ぼくは工房を構え、そこに職人さんが集まってハンドメイドで作っているメーカーを贔屓にしています

工房とか職人とかその響きにまず擽られる我がオタク心

ぼくの好きな革工房の方が仰っていた「使って頂くことで革製品は完成する」という概念、「配信はお越し下さる方々のおかげで成立する」という自分の考えとも通じてる気がします




いわば革製品って"人生"なんすよ(ろくろを回すポーズを取りながら)

世の中の製品って、新品と中古品の価格差に表れているように、その多くが買ったタイミングが100で、そこから使っていくうちにその価値や機能が経年劣化で徐々に目減りしていくものじゃないですか

人もそうで、我々は誰もが生きていく中で不可逆な変化が時の流れと共に心身に訪れることを避けられない

でも革製品あるいはヴィンテージものに触れていると、それってそうネガティブに捉えることでもないのかもと思えてくるんですよね

ぼくの好きな芸能人の方にTOKIOの長瀬智也さんがいらっしゃいます

長瀬さんはヴィンテージジーンズやヴィンテージギターなどのヴィンテージをコレクションなさっていて、その中にヴィンテージバイクもあります

その長瀬さんが、ヴィンテージものの魅力を「歴史」とおっしゃり、愛車にトリの糞を落とされても「これも歴史だ」って仰ってそのままにするエピソードが紹介されてました

めっちゃ素敵な考え方だと感銘を受けたんですよね

生きていると、時には心疲れたり傷ついたり躓いて転んだりってことがあるじゃないですか

でもそれも革製品のエイジングの様に、その方が生きた証である「歴史」として肯定することが出来る

紫陽花は満開
最下位からでも
皆様との再会を夢見て
恥じらいはにかみ
最愛であれたら幸い

革製品がそうであるように、ぼくも一日一日いろんなことを味わいながら味のある人間足りえるよう、精進して参ります

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