海人の部屋

【種々喰らい。改訂版】

【種々喰らい。改訂版】
 人やものは自然と奪い、争い合うことがある。これを人々は喰うような様子から種々喰らいと呼んだ。種々喰らいは破局の訪れを感じさせる。
【プロローグ:神の子との出会い】
 今日の体育祭、可愛い子3人ぐらいいたなぁ。とか思いながら赤信号を渡り…
「あっ!」そう思った瞬間、俺は倒れていた。交通事故らしいが、なにか実感がない。というか体の感覚がない。なんか光が見えるな。そう思ったとき、優しい女性の声が聞こえた。
「ねぇ!生き返りたい?刹那。」
なんで俺の名前知ってるんだろって思いながらも、俺は「はい」と心の中で答えた。すると、優しい声の人は続けた。
「私は神の子。君にお願いがあるんだけど、お父さんに種々喰らいを7喰探して帰ってきなさい。って言われたんだ。良かったら私と一緒に探して欲しいな。早く家に帰って君が生き返れるように頼もうよ!」
神の子が言った瞬間俺はもう肯定する他なかった。早く生き返る事ができれば何でも良いなと思った。
「うん!」
今度はしっかりと返事をした。

小説のお知らせ:色々考えて変えてしまったので、種々喰らい改訂版を作りました。今日から毎日投稿していきます。今日はプロローグと第一喰です

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