時を重ねるごとに、

時を重ねるごとに、
ひとつずつ
あなたを知っていって
さらに時を重ねて、
ひとつずつ
わからなくなって
愛が消えていくのを、
夕日に
例えてみたりして
そこに 確かに残る
サウダージ

想いを紡いだ
言葉まで、
影を背負わすのならば
海の底で物言わぬ
貝になりたい
誰にも
邪魔をされずに、
海に帰れたらいいのに
あなたをひっそりと
思い出させて

諦めて恋心よ、
青い期待は
私を切り裂くだけ
あの人に伝えて...
寂しい...
大丈夫...
寂しい......

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