ずっこんばっこん
人生は地獄に行くまでの暇つぶし

幼少期

幼少期

正直私は8歳くらいから現実感が全くない
8歳というと聖書を自分で読み始めた瞬間でもあり
全く生気が感じられない子供になった瞬間でもある
家に一人閉じ込められ
何もかも気力を失い
何もする気が起き始めなくなった時である
当たり前だがずっと家にいる人は病む
コロナになって初めて人は二週間くらい家で隔離され頭がおかしくなった事を公言し始めたが
私の場合は幼少期ずっとそうだったのである
本当に悲しかったというか虚しかった
同年代の子達は外に出て学校に行き
先生に挨拶をし授業を受けた昼頃には給食を得る

私にはとっても喉から手が出るほど
何でも良いから手に入れたい光景だった
それほど幼少期は虚しかった

教会にいる連中も見る見る成長していく
7、6歳くらいまでは対して身体も知的な能力も変わらないが
8歳くらいになると顕著にその差は出る

体を使った遊びでも自分がどんけつなのは知っていたし
鍛えようにも母親は外に出させてくれないため
かなりの悪循環である

周りは見る見る成長し
私を取り残していく
本当に虚しかった
この虚しさを体験した人は
おそらく私だけなのだと思う
歳の近い兄一人と姉二人は外に出させてもらっていたし
何故私だけなのか
という気持ちが未だにある

私は母親にいなくなって欲しかった
こんなに苦しめる母親なら私はいない方が楽だったのだのだろう

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