아카이브 (1건)
こちらは配信参加用の申し込みページです
■2023年8月18日(金) 19:00~21:00
■会場:本屋lighthouse
■定員:店頭10名/配信無制限(アーカイブあり)
■入場料:店頭1500円、配信1000円
*聴覚障害をお持ちの場合など、文字起こし記事をご希望の方はアーカイブ購入ののちbooks.lighthouse@gmail.comまでその旨ご連絡ください。ご用意まで少々お時間いただく可能性がありますが、お送りいたします。
イベント内容:
紀行文『コロンブスの犬』『斜線の旅』(読売文学賞)、読書論『本は読めないものだから心配するな』などで知られる詩人・批評家の管啓次郎さんが、このたび新しい本をコトニ社から2冊同時に出版しました。
さまざまな媒体に発表した書評や読書エッセーで構成された『本と貝殻』と、「福島民報」「水牛」その他の場で発表された楽しい詩を集めた『一週間、その他の小さな旅』です。
この2冊のうちの1冊、『本と貝殻』には、本への接し方や読書の仕方が、読者を飽きさせないさまざまな文体や書きっぷりで魅力的にしたためられています。
あるときは軽やかなエッセーとして、あるときはちょっと骨太な読書論として、あるときは一篇の詩のような書評として……。
『本と貝殻』の編集を担当したコトニ社の後藤さんが聴き手となって、「日本文学が所有しえた最高の文章家の一人」とも称される管啓次郎さんの「読むことのヒケツ」と、その先にある「書くことのヒミツ」に迫ります。
本への接し方や読み方、そして文章の書き方に興味のある方は、ぜひいらしてください。
プロフィール
管 啓次郎(すが けいじろう)
詩人、比較文学研究者。明治大学理工学部教授(批評理論)。同大学院理工学研究科<総合芸術系>教授。1980年代にリオタール『こどもたちに語るポストモダン』、マトゥラーナとバレーラ『知恵の樹』の翻訳を発表(いずれも後に、ちくま学芸文庫)。以後、フランス語・スペイン語・英語からの翻訳者として活動すると同時に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)などにまとめられる批評的紀行文・エッセーを執筆する。2011年、『斜線の旅』にて読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞。2010年の第一詩集『Agend’Ars』(左右社)以後、8冊の日本語詩集と1冊の英語詩集を刊行。20ヵ国以上の詩祭や大学で招待朗読をおこなってきた。2021年、多和田葉子ら14名による管啓次郎論を集めた論集 Wild Lines and Poetic Travels (Lexington Books) が出版された。東日本大震災以後、小説家の古川日出男らと朗読劇『銀河鉄道の夜』を制作し、現在も活動をつづけている。
後藤 亨真(ごとう きょうただ)
編集者。東京の出版社で数年過ごしたのち、2019年8月、船橋にコトニ社を開業。