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【STORY】
「あの日、私の世界から色が消えたんだ……」
高校生の白井遥(シライハルカ)は、後天色覚異常を患い、世界の全てが白黒にしか見えない。
それでも、家族や友人と共に、平穏で凪のような日々を過ごしていた。
ある日、遥は海の見える丘公園で一人の青年と出逢う。
不思議な事に、その青年だけは、遥の目に色づいて見えた。
無機質な monochrome の世界は穏やかで、色鮮やかなセカイには様々な感情が溢れている。
色があるという事は、認める事……
一方、海の見える丘公園の傍にある水族館「アクアリユニオン」の館長、青井海(アオイウミ)
もまた、凪のように心静かに水槽を見つめている。
今日も、様々な想いを抱えた人たちがここを訪れる。この水族館の不思議な噂を聞きつけて。
水には生命の記憶があり、海は全てを覚えている。
青い水槽にキラキラと反射する光は、切ない想いを映し出す……
遥かな世界が色づくとき、海に希望が満ちてくる、aquarium ファンタジー。